不確実(VUCA)な時代と言われる昨今、
確かなものを深く心に刻む体験はその価値を増しています。

ネット検索からは決して導くことのできない
‘今だけ、ここだけ、私だけ’という実感は、
人間の根源的な喜びの原点であると考えます。

北杜市が擁する芸術と観光という二つの要素を多面化し、
「時間をかけてここに来ていただくことの価値」を磨く。

「アート」、「建築」、「ライブ」、「食とお酒」、「星空」。
これらの要素一つ一つが溶け合うことで、
観光資源の真価としての成長を目指す組織、
それが「ホクト・アート・プログラム」です。

2020年は、そのスタートの年であり、
また未来への希望をつなぐ第ゼロ回としての開催を試みました。
北杜市をとりまく豊かな自然。山岳地帯との高低差から生まれる独特の過ごしやすさがよく知られるところですが、それ以外にも日照時間日本一、ミネラルウォーター生産量日本一など他の土地にはない資産を有し、この地で穫 れる果物や農作物、それらから作られるワイン、蒸留酒、醸造酒の上質なことが全国に知られています。

また、南アルプスの山々や稜線に覗く富士山、息をのむ星空など日本らしい美しい景色が凝縮した場所でもあります。

「アートや音楽を楽しむ環境として、これ以上のポテンシャルはない」それがプロジェクトの出発点でした。

CONTENTS

CONTENTS
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アートや音楽などのカルチャーを、
この地に固有の景色や空気と融合させることで、
心にる感動体験をつくります。

北杜市を初めて訪れる理由になることはもちろん、
この地を支える関係者・支援者のみなさんにとっても
次の時代をひらくきっかけとなることを目指します。 五感が解き放たれる、ひとときを。

ナイトアートプログラムや、星空鑑賞体験、ナイトウォーク、ナイトエンタテインメントも開催いたします。
北杜市にはアート施設だけでなく、様々な自然や世界的にも評価の高いお酒や食材、料理、恵まれた自然に溢れています。
このプロジェクトでは、ナイトアートや音楽ライブと、それらを組み込んだ「体験型コンテンツ」を将来的に提供し、日帰りではなく「滞在型イベント」という新しい「文化観光体験」を提供します。また、将来的にはフードロスへの対応や、自然エネルギーを活用したイベント実施など、SDGsへの取り組みも行っていく予定です。

VENUE

  • 清春芸術村
    清春芸術村
    西に南アルプス、北に八ヶ岳、南に富士山を望むこの自然豊かな杜の美術館。ロダンやルオーに代表される印象派、近代美術並びに梅原龍三郎、岸田劉生他日本の近代美術、志賀直哉のコレクション等を所蔵する谷口吉生設計の白樺美術館。 広く国内外の現代美術を展示する安藤忠雄の光の美術館。藤森照信の茶室徹など、名立たる建築家による建築も並ぶ芸術、文化総合施設。
  • 中村キース・ヘリング美術館
    中村キース・ヘリング美術館
    世界で唯一のキース・ヘリングの美術館。八ヶ岳の美しい自然の中で静かに彼と向き合い、大都市ニューヨークで生まれたヘリングの芸術とそのエネルギーを感じる事が出来る美術館です。日本の現代建築をリードする北川原温による設計。貴重な作品の数々を、学芸員の解説と共に観賞して頂きます。来年度以降は、美術館とコラボレーションした音楽イベントやアートトーク、ナイトイベントの実施も予定しています。
  • 身曾岐神社
    身曾岐神社
    御祭神・井上正鐵(いのうえまさかね)翁がお伝えになった古神道の奥義「みそぎ」の行法並びに徳を広く皆さまにお分けする神社。日本本来のカルチャーを象徴する「能舞台」、そこを彩る最新テクノロジーによるナイトアートを展示。さらに国内外で高い評価を受けているストリングスプレイヤー「波多野敦子」によるパフォーマンスを披露(映像収録)

次回以降のHOKUTO ART PROGRAMに
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